meg merryの本棚から(15)ラブレターズ
お久しぶりの読書ブログです! ラブレター専門店”meg merry”の本棚から、ラブレターを添えて贈りたい、とっておきの一冊をご紹介いたします。
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バレンタイン目前! ラブレター専門店、をやっているくらいなのでバレンタインは一年で一番好きで、一番特別なイベントです。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」という映画には、クリスマス・タウンに憧れる、ハロウィン・タウンの住人”ジャック”が登場します。クリスマス・タウンもハロウィン・タウンも素敵。わたしはバレンタイン・タウンの住人になりたい。そしてもちろん、一年中フルタイムで、ラブレター屋さんを営みたいです!
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話が逸れてしまいましたが、そんな季節に贈りたい本は「ラブレターズ」! すごい!こんなにストレートなタイトル!!!
26人の著名人が、恋をテーマに、ラブレターのように描くオムニバス・短編集です。吉本ばななさんや川上未映子さん、小池真理子さん、桐野夏生さんのような著名な作家さんから、二階堂ふみさん(大好き)や壇蜜さんのような、普段は小説以外の活動をされている方まで。様々な形の「恋」を一気に読むことができますよ。
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題名の通り「ラブレター」の形式で、ほとんどの物語が綴られています。本来、ラブレターは飾らない言葉で、素直な気持ちでOK! と考えていますが、どうしてもなにを書けばいいか思いつかないときや、たまには素敵な言葉を選んでオシャレに決めてみたいワ、といったときの参考になると思います♡ また、ラブレターを書くのにどうしても緊張してしまい、後手後手になってしまうようなときにも、この本をめくってみたらモチベーションが上がるかもしれません! 君にもできるぞ、ラブレター!
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26人ぶんものラブレターを読んでいると、ひとりひとりの愛情の捉え方ってこんなにたくさんあるんだなあ、と感じます。26人ぶんのラブレター。たいせつな人がいたら誰でも、街を歩いているときにも、お仕事してるときにも、その人のことを思い浮かべる瞬間があります。目に見えなくても、この世界は誰かや誰かのそんな、恋する思いに溢れているんだな…と実感します。”自分”の皮膚の外は、べつの誰かの気持ちに溢れてる。当たり前のことだけど、バレンタインの季節にはとくに、そんな気分で過ごしてみてはいかがでしょうか?
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自分で読むのもOK、誰かにプレゼントするのもOK。約17cm×11.5cmの、ちょっと小さなサイズ感なのに上質な製本がされているので、たいへんギフトジェニックだと思います。チョコレート以外の形に残るバレンタインギフトなら、meg merry的にはこの本が一番おすすめです♡
そんなギフトに添えて贈りたいのは「ミニラブレターセット コーヒー好きなカレへ」。コーヒーを飲みながらチョコレートをいただくのが好きです。からだも心もあたたまる、ゆったりとした時間をイメージして制作しました。こちらのアイテムは、ハンドメイドマーケット・minneのバレンタイン特集にもピックアップしていただきました!
バレンタインに本を贈ったら、一緒に贈ったチョコレートとコーヒーをいただきながら、ゆったりと読書時間を楽しんでいただきたいですね。27通目のラブレターは、あなたのものだったり…♡ バレンタインまでもうすこし。準備も含めて、素敵なバレンタインをお過ごしくださいね!
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